製品紹介(4) Wi-FiとBluetooth

当社が2023年7月にリリースした翻訳者向けパソコン「LGP4」が旧モデル群と大きく異なる点の1つが、これまでオプションにしていたWi-Fiを標準搭載にしたことです。そのため、費用と手間をかけてWi-Fi端末を外付けすることなく、お手元に届いたその日からWi-Fi接続ができます。しかも、LGP4に採用した内蔵Wi-Fiカードは、Wi-Fi 6E (802.11ax)という最新規格に対応しており、最大2.4 Gbpsという高速通信が可能です。

もっとも、2.4 Gbpsというのはあくまでも仕様上の理論値であり、実環境でその速度が出ることはないのですが、100 Mbps出れば、翻訳業務に支障をきたすことはほぼありませんから、LGP4でしたら、屋内環境で使用する限り、おおむね必要十分な通信速度を出せるでしょう。ちなみに、Wi-FiルーターとLGP4が30 cmほどしか離れていない筆者の作業環境では、実効速度が1 Gbpsを超える爆速(下図参照)のため、クライアントのサーバーから2 GBの翻訳メモリをダウンロードするのもあっという間です。しかもこの速度は、5 GHzで接続した場合の速度ですので、6 GHz通信に対応した最新のWi-Fiルーターをお持ちの方であれば、さらに高速な通信が期待できます。

https://fast.comにて、2023年7月25日に測定

LGP4の内蔵Wi-Fiは、このとおり非常に高速ではありますが、ユーザーのご家庭や職場にあるWi-Fiルーターの年式が古いと、当然のことながらその実力を発揮できません。そのため、LGP4の購入を検討されている方は、無料貸出機を試用して、実際の通信速度を確認されることをお勧めします。実際に接続してみて、その速度が十分なのか不十分なのかを判断できない方や、ご自宅や職場のWi-Fiルーターでどの程度の速度が出るのかわからない方は、ルーターの型番等をご教示いただければ、お調べしてお答えします。

そしてもう1つ特筆すべき点があり、LGP4のWi-Fiカードはなんと、Bluetooth通信も可能です。昨今すっかり定着した感のあるオンラインでの会議やセミナーでは、ご存知のとおりカメラとヘッドフォン、マイクが必須です。カメラこそ、USBポートに外付けする必要がありますが、ヘッドフォンとマイクに関しては、広く出回っているBluetooth対応のワイヤレス製品を追加投資なしで使うことができます。

LGP4は、返送料(1000円程度)のみのご負担で試用することができます。ご希望の方は、こちらからお気軽にお申し込みください。試用期間は1週間です。お気に召さなければ、無言でご返送いただければ結構です。翌日から大量のスパムメールが届くようなことはございませんのでご安心ください。

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