「the next item of information」という表現も、厳密には現時点の次に来ることに限ります。したがって、2005年10月10日の「the next item of information」に後で言及する場合には、

the following item of information

または

a subsequent item of information

と表現します。特筆すべきは、「the following」は、「something that is next in time or order (時間的または順序的に次に来ること)」を意味し、「subsequent」は、「something that comes after something in time, but not necessarily next in time or order (時間的に後に来るが、時間的または順番的に次とは限らないこと)」を意味するという点です。

やや異なりますが、好例としてもう1つ挙げます。「だけど、人を入れても、明日からすぐには動けない。」という場合の「明日」は、「tomorrow」とは訳せせず、

On the other hand, when new employees are taken on, they do not begin operating from the following day.

と訳すのが適切です。この文の「the following day」は、「the day following the day on which the employees were taken on」の短縮形です。翻訳者ならば理解しているでしょうが、この文は未来における2つの時点の関係を示しています。対照的に、次のセクションで取り上げる「あらかじめ」および「事前」という表現は、過去における2つの時点の関係を示す場合に用いられます。

ちなみに、上記の例において、「だけど」を「on the other hand」と訳していますが、それは、翌日からすぐに使える設備の導入と対比させているからです。

「それが新しい仕事と次の仕事の原点です。」という一文を英訳するなら、

This is the starting point for any new job, and the following one.

が適切です。

「試験」に相当する英語表現は、過去のことであれば、「succeeding to the test」ではなく、「subsequent to the test」が適切です。