車室」は、「car room」ではなく、「compartment of a vehicle」が適訳です。

トランク室」は、「trunk room」ではなく、「trunk of a vehicle」です。

これらの一次翻訳例は、根本的に誤りです。英語圏の人にとって、「car room」は、乗り物の内部ではなく、自動車が展示されるショウルームなど、自動車用のスペースという印象を与えてしまいかねません。

視界」は、「view field」ではなく、「field of vision」です。

視線」は、「sight line」や「eye line」ではなく、「line of vision」です。

この2例に関して、一次翻訳者は、実際にどのような英語が使われているのか辞書で調べようともせずに、単に「漢字」を直訳しただけです。

手間」は、「time and labor」よりも、「a burdensome task」などと訳す方が適切であることが多いでしょう。

現場を歩きますので」という一節なら、

we shall be making a tour (of the plant) on foot

と訳すのが良いでしょう。「現場」の直訳は避けたいところです。

必要工数」は、「the required number of mechanics」または「the level of manpower required」が適訳です。

名古屋市近郊へのアクセス」に相当する英語表現は、「access to the suburban」ではなく、「access to the suburbs of Nagoya」です。一次翻訳者は、名詞と形容詞とを混同するという初歩的なミスを犯しています。

諸則」は、「subsidiary rules」よりも、「ancillary rules」の方が訳語として適切です。

技術力」は、「technologic capability」ではなく、「technological capacity」です。

正社員」は、日本語としては珍しくも何ともありませんが、同義の英単語がないため、辞書に載っている「regular employee」という表現をそのまま使うことが少なくありません。しかし、この英訳はやや曖昧で、「正社員」以外は「irregular (非正規)」であるかのような印象を与え、図らずも好ましくない含みを伝えてしまう可能性があります。日本語の「正社員」の意味をできるだけ正確に表そうとすれば、おそらく「fully fledged employee of the A company」などと表現することになるでしょう。

発送日」は、「sending date」ではなく、「date of dispatch」です。

材料」は、「material」です。

資材」は、「materials」または「supplies」です。

原料」は、「raw materials」です。

素材」は、「element」や「material composition」よりも、「raw materials」や「subject matter」の方が適切な場合が多いでしょう。

主食」は、「staple items」と訳すのが一案です。日本では、「boiled rice, bread and noodles」と訳されることもあるでしょう。

副菜」は、シンプルに「vegetables」と訳すのが一案です。

間食」は、「between-meal snack」と訳すのが適切です。

企業に対する「苦情」は、「accusation against the company」または「complaint against the company」と訳すのが適切です。

ひずみ」は通常、「distortion」と訳されますが、「市場間、商品間、時間のひずみ」という表現については、

discrepancies between markets, between products and between time zones

と訳すのがおそらく最良でしょう。

懇談会」は、くだけた表現ですが、「get-togethers」と訳せば良い場合が多いでしょう。

密封袋」は、「enclosed bag」よりも、「a sealed bag」の方が適訳です。

採血」は、英語では「blood drawing」でははく「blood sample」と言います。

誤判定」は、「misjudgment」が適訳です。

戒名」は、「posthumous Buddhist name」と訳すのが妥当でしょう。

屋号」は、「name of a family store」と訳すのが一案です。通常の説明においては、「name of a traditional family store such as Kinokuniya」などと例を挙げて、この表現の根底にある伝統性を示すとわかりやすい場合もあります。

保険料」は、「insurance premium」が適訳です。

日本の伝統的な食品には、広く使用されている英語表現を持つものもあります。いくつかの例を以下に挙げます。

あられ」:「Japanese rice crackers
味噌」:「soybean paste
もち米」:「glutinous rice
うるち米」:「non-glutinous rice
米菓」:「rice confectionery
乾麺」:「dried noodles