【有料】299. 前置詞: 正確に詳述する必要性―動詞を挿入するのが有効な例
「…用ではありません」に相当する英語表現は、「not for …」ではなく、「not intended for …」です。
「スチームの持つ熱エネルギーのロスを低減することができる」という一節を英訳するなら、
capable of reducing the loss in the thermal energy of steam
よりも、
capable of reducing the degree of losses in thermal energy possessed by the steam
の方が適切です。
「A社の製品」に相当する英語表現は、「product of A-company」ではなく、「products manufactured by A-company」です。この例や前述の例のように、「の」も「持つ」も自動的に「of」と訳してしまう傾向が一部の翻訳者に強く見られます。
以降は有料です。