日本特殊陶業市民会館 第2会議室

■アクセス: ★★★★★
■清潔度: ★★★★★
■アメニティ: ★★★
■環境: ★★★★
■価格: ★★★★
■設備: ★★★★

【寸評】

コンサートホールというイメージの強い市民会館ですが、3階に大小合わせて3つの会議室があります。市民会館の最大の特徴は、何と言ってもアクセスの良さです。金山総合駅から地下通路でつながっているため、雨の日でも濡れませんし、真夏でもひんやりとした空気に触れながら会場に足を運べます。金山総合駅は、名古屋駅と比べると非常に狭いため、電車を降りて改札口を出てから目的地まで動線が非常に短く、特に地下鉄利用者にとっては至便の立地です。

私が利用した第2会議室は中会議室という位置付けですが、64㎡という面積は、数人のセミナーで使おうとすると、後方3分の2がスカスカの状態になるという有様で、私のせいでここを使えなかった他のイベント主宰者に対して申し訳ないという気持ちになります。天井吊り下げ式の大型スクリーンは無料で利用でき、高性能プロジェクタも確か2000円ほどで午前枠いっぱい使用できるなど、設備面も安価で充実。加えて、会議室の横にちょっとしたロビーがあり、自動販売機も設置してあって、最低限のアメニティも確保されていました。

建造が1960年代ということで、良くも悪くも昭和の雰囲気ですから、ここでセミナーをした後に昭和食堂で打ち上げを行ったりすると、帰りの電車に乗るためにアスナル金山を通ったときに、ドラえもんのタイムマシンに乗ってきたという錯覚に陥ります。

市民会館を利用するにあたって1つ覚えておきたいのは、エレベータがないということです。昭和の時代はまだ人口の高齢化が進んでいなかったので、さして困らなかったのだと考えられますが、昭和の時代を生きてきた方々の中で、足腰の強さも昭和時代のままという人はほぼ存在しませんから、一応認識しておく必要があります。会議室に続く1階の階段口には、やはり昭和レトロ感満載の小さな喫茶店がありますが、営業の実態が非常に不可解で、あるときは開いており、あるときは閉まっています。

公共施設のため、料金は魅力です。2700円/3hというダンピング価格でありながら、民間企業が営利目的で利用することを許可していることに加え、クレジットカード決済もでき、当社のような零細企業には実にありがたいのですが、申し込みや決済を現地でしか受け付けない上に、利用日当日の決済を許可していないという、公共施設ならではお役所慣習もしっかりと残っており、こういった点でも昭和を感じさせます。それでも、やはり使用料の安い公共施設ということで非常に人気があり、週末利用となると2か月前から始まる争奪戦への参加を余儀なくされること、第2会議室は道路に面していないため、窓を開けても隣のビルが見えるだけで開放感に乏しく、部屋の広さに比して全体的に圧迫感があることが残念です。