会社概要

リンゴプロ翻訳サービスは、英日・日英の翻訳サービスと翻訳に付随する商品・サービスを提供している会社です。フリーランス翻訳者として、特許、マーケティング、ローカライズなどの翻訳を手がけてきた中村泰洋が、十数年の経験を経て 2013 年に勢いだけで設立しました。

社名とロゴについて

正式な社名は「合同会社リンゴプロ」なのですが、この名前だと何をしている会社かわかってもらえないので、ふだんは「リンゴプロ翻訳サービス」という屋号を使っています。「リンゴプロ翻訳サービス」を社名にしなかったのは、領収証を書いてもらうときに相手が面倒だからです。

「リンゴプロ」という社名は、英語の lingo (言語) + profession (職業) に由来します。米国アップル社の成功にあやかりたいと思い、「リンゴ」という言葉を使いました。

ちなみに私は、リンゴが好きですが、大好きというほどではありません。

パソコンはすべて DOS/V です。Mac は 2 回くらいしか触ったことがありません。

スマートフォンは Android です。アップルよりも Google の方が好きです。

iPod と iPad は、触ったことすらありません。

誰も知らないスタートアップの会社なので、みんなに親しみを持って呼んでもらえるような、そしてみんなに覚えてもらえるような名前にし、ロゴについても、子どもでもわかるような視認性豊かなものにしてもらいました。

アップル社のリンゴのロゴは一口かじってありますが、そこまでパクるとさすがにみっともないので、これからかじるという絵図になっています。

代表者あいさつ

Yasuhiro_Nakamura会社といいましても社員は代表者である私だけなので、以下、私の自己紹介です。

私の名前は中村泰洋(なかむらやすひろ)といいます。主に情報技術関連の特許明細書を訳している英日・日英の翻訳者です。

私は、高卒の元宅配トラック運転手という、翻訳者としては少々ユニークな経歴を持っています。この異色 (貧弱) 経歴ゆえ、業界の常識とも言える専門特化ができませんでした。

求人に応募しても、門前払いは当たり前。返事さえ来ないこともしばしばで、与えられたチャンスは限られていました。そのため私は、さまざまな案件を体当たりでこなすことで、経験値を上げてきました。「さまざまな案件」には、さまざまな分野の翻訳案件に加え、翻訳とは少し異なる作業を伴う案件も含まれます。大規模プロジェクトにおける用語集の作成や翻訳メモリのメンテナンスなどはもちろんのこと、次のような仕事も過去に経験しました。

  • 開発中の翻訳支援ツールのユーザビリティ評価・バグレポート
  • CMSを使った翻訳会社Webサイトの作成やアンケートフォームの設置
  • 翻訳講座のテキスト作成およびプレースメントテストの作成・採点
  • 翻訳講座受講生に対する個別カウンセリング
  • 翻訳会社のトライアル受験者が提出した答案の採点・合否判定
  • 商品宣伝ムービーの字幕翻訳と、その翻訳を吹き込んだ音声ファイルの作成
  • 他の翻訳者が処理を誤った Trados バイリンガルファイルの修復およびクリーンアップ

社内翻訳者ならともかく、これらの仕事は、すべてフリーランス時代に請け負ったものです。

当社の業務案内を見ると、特許翻訳者と名乗っていながら、スポーツやマーケティング関連の翻訳をやっていたり、翻訳者向けの教材、さらにはパソコンまで売ったりしていて、節操のない会社だと思われたかもしれません。

しかし、その事業のどれもが、過去のある時期に、私を信頼し、当てにしてくれた人のために一生懸命取り組んだ仕事の延長であり、自身の生き様そのものです。

自社の対象事業領域を絞り、そこに経営資源を集中投下することが、企業にとって最善の生き残り策であると言われていた時期がかつてありました。しかし、高校しか出ていない私には、絞ろうにも絞るべき専門分野がなく、そんな自身の翻訳者像に、長らく自信が持てませんでした。

その一方で、専門分野がなかったが故に、私には未知の分野や仕事に対する恐怖心や抵抗感がありませんでした。独立して最初の5年くらいは、取引先から相談を受ければ、「私でよければやってみます」と言って引き受けました。時には相手の期待に応えられなかったこともありましたが、その経験も、自身の幅を広げることに役立ちました。その結果、1つのことで差別化できなくても、「サッカーの指導者ライセンスを持っており、かつ Tradosが使える特許翻訳者」とか、「英語と翻訳の指導経験が豊富で、自らテキストが書ける情報技術系の翻訳者」という具合に、複数の特徴やスキルを組み合わせることによって唯一の存在になれるということ、そして、翻訳に対する引き出しが多いことにより、既存の翻訳者では埋められない複雑・高度な要求にも応えられ得るということに気付き、いつからかそのことを誇りに思えるようになってきました。

翻訳というものには明確な品質基準がなく、「良い翻訳」といっても、その定義は非常に曖昧です。「良い翻訳とはこういうものである」と私の方で決めつけるのではなく、お客様とのやりとりを通じてお客様のニーズと嗜好を嗅ぎ取り、そのニーズにお応えできるよう努力します。

翻訳を頼んだことがなく、自社で翻訳の品質を評価する術を持っていないお客様は、どうぞ私に丸投げしてください。お客様の事情を踏まえ、自身の経験から最適と思われる翻訳を提供します。

自社に翻訳経験や翻訳資産があり、仕様や嗜好が明確なお客様は、それらをお伝えください。これまでの経験を通じて培ったスキルを活かして、お客様の品質基準に則った翻訳をお届けします。

「多様なスキルと柔軟な姿勢でお客様のニーズに応えること」

これこそが、何の特技もなかった翻訳者が20年以上にわたって生き残れた理由だからです。

「中村に頼んでおけば、後がラクで本当に助かる」

「困ったときには中村に相談してみよう。何とかしてくれそうだから」

そう思ってもらえる翻訳者を目指しており、自らの仕事ぶりで依頼者に感動を与えることが究極の目標です。

会社データ

法人名 合同会社リンゴプロ
代表者

中村泰洋(ナカムラ ヤスヒロ)

  • JTF ほんやく検定 英日 1 級 (情報処理)
  • JTF ほんやく検定 日英 1 級 (特許・情報処理)
  • 日本翻訳連盟会員
  • 日本サッカー協会公認コーチ
設立日 2013年1月24日
資本金 1,000,000円
所在地 愛知県北名古屋市鹿田2568-15