名古屋およびその周辺地域在住の翻訳者による有志の勉強会が定期的に開催している勉強会の案内です。 今回は第6回で、情報技術系の翻訳者として有名な高橋聡氏が登壇されます。 以下、名古屋翻訳勉強会に記載されている情報から抜粋です。
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【日時】 2016年10月30日(日) 13:00~17:00 【講師】 高橋聡氏 http://baldhatter.txt-nifty.com/misc/ 【受講料】 3,500円(事前振込) 【会場】 ウィルあいち http://www.will.pref.aichi.jp/index.html
最寄駅:地下鉄「市役所」駅 2番出口より東へ徒歩約10分
【定員】 23名
基礎編
1. 翻訳者が使う辞書のイロハ
- 辞書のタイプ
- 英和、和英、英英、国語、類語、その他
- 大型辞典、学習辞典
2. 媒体別の特徴
- CD/DVD-ROM、電子辞書端末、紙、オンライン、アプリ
3. 翻訳者にとって理想的な辞書環境
- 辞書ブラウザと共通仕様データ
- EPWING、LogoVista
4. 主な辞書ブラウザの紹介
- Logophile、EBWin4
5. 具体的なそろえ方(予算案付き)
- 初級、中級、上級
実践編
1. 辞書ブラウザの具体的な使い方
- 検索オプションの意味と効率的な使い方
- インデックス
- 検索語の指定のしかた
2. オンライン辞書の連携(EBWin4) 3. 代表的な辞書の特徴
- 三大英和大辞典(研究社、ランダムハウス、ジーニアス)の特徴
- 「研究社和英大辞典」の逆引き
- 学習英英辞典の特徴(OALD、Longman、Collinsなど)
- 学習英和辞典を使うことの意義
4. 辞書を活用して訳語を決めていく実践
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高橋氏は、業界標準の翻訳支援ツール Trados に対する造詣が深く、ご自身のブログでは、何年にもわたって有用な情報を発信されており、私自身もこれまでに何度かその情報に助けられてきました。また、日本翻訳ジャーナル編集委員ならびに日本翻訳連盟の理事も務められており、業界を俯瞰できる立場からも、業界の発展に尽力されています。 私自身、同氏と何度かお会いしたことがありますが、大変気さくで話しやすい方であることに加え、実際にお話をさせていただくと、自分がきちんとリスペクトされているという心地良い感情が得られます。 名古屋で同氏が登壇されることは珍しいので、お時間のある方は、是非お誘い合わせの上ご参加ください。 勉強会の詳細につきましては、 http://ngobenkyokai.wixsite.com/home/next をご覧ください。申し込み・問い合わせも、当社ではなく、上記サイトから主催者に直接行ってください。