翻訳に思いやりをのせて

特許翻訳における当社の強み

当社は特許翻訳に関して後発であることから、斬新かつユニークなアプローチで差別化を図っており、品質基準が曖昧な「上手い翻訳」ではなく、「後工程でお客様を煩わせない翻訳」をお届けすることを基本方針としています。

ほんやく検定 1 級 - 確かな翻訳力

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JTFほんやく検定1級合格証(クリックすると拡大画面が表示されます)

ベースとなる翻訳力が低ければ、どんなツールを使っても良い訳文は生まれません。当社の中村は、日本翻訳連盟 (JTF) が 1986 年より実施している「ほんやく検定」で 1 級を保有しています。同検定における 1 級合格率は 1%未満と非常に狭き門ですが、中村はこれまでに、特許 (日英)、情報処理 (英日)、情報処理 (日英) の 3 科目で 1 級に合格しています。30 年近くの歴史を持つ同検定において、異なる 3 科目で 1 級を保有している翻訳者は中村ただ 1 人です。

資格だけでなく、翻訳者としての経験も豊富で、情報技術関連を中心に 10 年以上に及ぶ翻訳実績があります。

 

翻訳ソフトの導入による訳漏れと表記揺れの撲滅

翻訳ソフトに対して嫌悪感を抱く人は少なくありません。現在市販されている翻訳ソフトは、原文の構文を解析した上で、個々の単語を別の言語に置き換えるという仕組みになっていますので、翻訳エンジンが構文解析を誤れば意味不明の訳文を出力し、構文を正しく解析できている場合でも、非常にぎこちない訳文にしかなりません。

そのために翻訳ソフトを毛嫌いする翻訳者が圧倒的に多いのですが、翻訳ソフトには、人手による翻訳の欠点を補完する次のような長所があります。

  • 原文を必ず、しかも漏れなく訳す

⇒ 人間翻訳だとどうしても発生する訳漏れを防げます。

  • 訳語を指定すれば必ず適用する

⇒ 訳語が決まっている単語を訳し忘れたり、誤って別の訳語を当てたりすることを防げます。

  • とりあえず訳してくれる

⇒ カタカナ語句など、入力ミスが起こりやすい用語を確実に置き換えてくれるため、翻訳者の疲労と入力ミスを抑えます。

翻訳ソフトは、最終的な訳文を出力するツールとして使用するのではなく、人間が苦手とする作業を代行する翻訳支援ツールとして使用するのが、プロ翻訳者にとっての正しい使い方であり、当社はそのノウハウを身に付けています。

TRADOS の最適利用による速度と品質の両立

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TradosとWordが連携している様子(クリックすると拡大画面が表示されます)

TRADOS を始めとする翻訳メモリについて、「品質を犠牲にして生産効率を上げる」ツールだという印象を抱いている人が業界内にも少なくありませんが、その認識は間違っています。

TRADOS は、過去の翻訳文との整合を保つという本来の機能に加え、単語単位での表記揺れを防ぎ、訳漏れも防止するという性質も持っています。「過去訳との整合を保ち」、「表記揺れを防ぎ」、「訳漏れを防止する」ということは、言い換えれば品質を高めるということに他なりません。

TRADOS はその構造上、文単位で訳すことが促されるため、訳文の粘着性、すなわち文章の自然な流れが失われやすいという欠点を殊更に強調する人がいますが、この問題は経験によって補うことができます。

当社の中村は何と 20 世紀から TRADOS を愛用しており、おそらく日本で最も TRADOS の使用歴が長い特許翻訳者です。TRADOS の弱点を正しく認識した上で、その長所を最大限に発揮させることができます。

TRADOS は決して操作が難しいソフトウェアではありませんが、経験のない人が自力で使いこなすのは少々困難です。TRADOS でとりあえず何ができるのかを見たいという方には、実際に TRADOS を使って特許明細書を翻訳する様子をお見せしますので、お気軽にお問い合わせください。

色分けツールによる二重の訳漏れ・表記揺れ防止対策

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独自ツールで色分けされた原文・訳文分節
(クリックすると拡大画面が表示されます)

翻訳ソフトと TRADOS を組み合わせた当社のワークフローは、生来的に訳漏れや表記揺れが発生しにくいのですが、特許翻訳において、数字の間違いや漏れ、明細書と請求項とでの表記揺れは致命傷です。そこで当社では、繰り返し出現する用語や数字、案件を問わず同じ訳語が使用される語句を独自のツールで事前に色分けして目立たせることにより、訳漏れや表記揺れの防止に役立てています。

つまり、翻訳プロセスに二重の訳漏れ・表記揺れ防止対策を講じることにより、これらの疎漏を限りなくゼロに近づけています。

お客様の要望を優先させる柔軟な姿勢

経験・実力のある翻訳者であっても、御社にとって必ずしも良い翻訳者であるとは限りません。会社にはそれぞれ独自の文体や表現、さらには業務慣例といった企業文化があり、それらを受け入れ、対応できる柔軟性は、一般に経験年数が増えるに従って衰えていくからです。ベテランの翻訳者が、長い年月を経て確立した自身のやり方を変えて相手に合わせることはなかなかできないものです。

高校しか出ておらず、専門性も低かった私にとって、特にキャリアの初期は、柔軟性だけが取り柄でした。10 年以上の経験を積んだ今となっては、翻訳者として譲れない一線もありますが、初期に身につけた様々な技能と柔軟性で、お客様の細かいご要望にも概ねお応えできます。

御社独自のスタイルや要望にはできるだけ沿えるよう努力しますので、どうぞお気兼ねなくお申し付けください。

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